ツバメのやってくる季節、ある日突然、近くの空き地に巨大なテントが出現した。サーカスがやって来たのだ。
“自分の町にサーカスがやって来る!”なんて、昔の絵本や映画では見た事があるけれど、いまでは遊園地や劇場での公演が一般的になっていて、いわゆる”移動サーカス”は新鮮。見慣れた風景の中に突如ドカン!と置かれた非日常の扉には、子どもはもちろん、大人も魅せられてしまうと思う。
が、この年になりますとね・・・いろいろ考えてしまって。もし動物虐待的なことがあったらどうしよう、とか。意外としょぼかったりしたら哀しいな、とか。ね(^_^;;
が、そこはザ・子ども!「すげえ、すげえ、絶対見る!絶対見る!」「どうしてもおじいちゃんおばあちゃんを招待して観たい!」という息子の希望に乗っかって、チケットを買いました。せっかくならと、ボックス席も予約。結果は、大満足!
動物は、小さな犬が1匹だけ出てきたけれど、それ以外の出演はすべて人間。身体能力の妙技でした。人って、人の体って、ここまで出来るんだ・・・と、改めて驚きの連続でした。筋肉すごかった。
鑑賞後、混雑する出口では日頃の怠慢を反省している大人達が…(笑)「あたしももっと運動しよう」「ストレッチがんばろう」等々の呟きが聞こえてきて面白かった。私ももちろん、反省しました。とくに最近、腰を痛めたばかりなので、腰がダメだったらあんな動きは出来ないし、団員さんギックリとかになったらどーするんだろう・・と本気で考えこんでしまいました。
身体が資本の仕事、若い人もベテランさんも、大事にしながら公演を続けてほしいなと思います。
サーカステント内は少し冷えました。あと、腰の弱い人は座布団になるものを持っていくといいかも。椅子は固いです。次は、富山に行くそうですよ♪