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2006年前半< afterbefore >



夏の贈りもの展
「粋更 kisara」は、奈良晒しと麻製品を扱う中川政七商店の新しいブランド。昔ながらの和の良さと現代の暮らしを気持ちよく、さらりと融合させる提案を試みる。折方デザイン研究所監修によるシンプルで美しい包装も見所のひとつ。季節ごとの「贈りもの」展では常設以外の楽しいアイテムや作家ものが展示され、今回、風鈴を出展。短冊に提供された麻布を用い、粋更仕様で制作。

Date: 2006年6月16日(金)〜7月7日(金)
Open: AM11:00〜PM9:00
Place: 粋更Kisara
Products: 風鈴
Tel: 03-5322-6500(代表)
DM


夏のうつわ絵のうつわ 中野幹子個展
ヨコタカの愛称で地元の人達から親しまれている横浜高島屋での個展。広々とした賑やかな売り場の一角で、風鈴と夏向けの透明な器類、一点物を展示。下記は会場のパネルから。

軽やかな線描と、水彩や色えんぴつを思わせる、そんなガラスの絵付けがあったら良いな。“絵付け”という工芸的な枠を飛び越えて、ガラスにももっと普通に絵を描けたら良いな。時にはのびのび、時には緻密に、柔らかな線、鋭い線、太い線、細い線、うつわのかたちごと、絵になってしまうような、そういうガラスがあったら良いな。幹工房の作品はそんな発想から生まれました。“普段使いに適したシンプルなうつわ”“すこし特別な気持ちになるうつわ”どちらも試行錯誤を楽しみながら制作しています。どうぞ皆様にもお楽しみいただけますように。


Date: 2006年6月7日(水)〜13日(火)
Open: AM10:00〜PM8:00
Place: 横浜タカシマヤ・7F・生活雑貨マ・ピエス
Products: *風鈴  *ato/冷茶グラス、しりぷくら、耳角皿 雨の日ボウル *b.d.p/ guinomi, vase *water colors/ぼうる花器、mini glass
Tel: 045-311-5111
DM


酔い器 酒を愛する20名の作家による酒のうつわ展
スタジオ木瓜主催によるOZONEでの酒の器展。素材は陶、磁、漆、金属、ガラス。アイテムはお猪口、ビールグラス、ワイングラス、ロックグラス、片口や徳利と様々なお酒の器が勢揃い。凝った会場設計も大きな見所となった。壁一面に縦長の棚をくり抜き、全ての棚の天井部分に明るい照明が仕込まれている。会場自体には明かりを設けず、暗い空間内にシマ模様を作るように棚が白く浮かび上がって見える。ひとり、ひと棚。それぞれの作家のプロフィールと簡単なコメントが書かれたパネルも統一して設置された。

Date: 2006年4月27日(木)〜5月9日(火)
Open: AM10:30〜PM7:00
Place: リビングデザインセンターOZONE・6Fリビングデザインギャラリー
Products: グイノミ、ロックグラス
Tel: 03-5322-6500(代表)
DM


ひそひそばなし 中野幹子個展
「blowing,drawing,painting・・・ガラスを吹くことと絵を描くこと、両者を親密に結びつけた宙吹き絵ガラスの世界。今回の主役はl'animaたち。身近な、あるいは架空の生き物たちの、ひそやかな話し声を聴きながら制作しました」〜DMより

しばらくモノトーンの作風が続いたが、頃は春爛漫、久しぶりに色をたくさん使った明るい作品展を企画。カエル、ネコ、トリ等や、カバモドキ、イヌモドキ、トカゲモドキ・・と虚実混合色々な生き物を器の景色の中に落とし込む。個展では初めて招き猫や干支の置物も出品。作品は賑やかな雰囲気に、会場と展示台は白黒で構成し、全体を引き締めるよう心掛けた。いつもの白色ベースの作品に加え、背景を透明のまま残した新シリーズにも挑戦。


Date: 2006年3月28日(火)〜4月10日(月)
Open: AM10:00〜PM8:00
Place: 松屋銀座
Products: b.d.p guinomi, vase, glass,招き猫、ぽち大福、アクセサリー
Tel: 03-3567-1211(大代表)
DM


絵展・窓 中野幹子個展-紙とガラスによる平面作品
「窓」はとても古い付き合いのモチーフのひとつ。実家の古い木枠の窓、小学校の大きい窓、いろいろな土地で出会った窓たちは、たとえそのままの形をしていなくても、常に拙作の中にイメージとして表れていたように思う。今回は、より率直に、「窓そのものを作っちゃおう!」という試み。ガラスに彫刻した絵の影を写し取る新しいタイプの版画、板状のガラスに木枠をつけた「窓」、天井からぶら下がる虫食い葉っぱのような穴の開いたまるい窓、そして初めてアクセサリーを出品。板ガラスの作品は、時間帯と天候による表情の変化が顕著で、日光が当たったり、夜の闇を背景にすることで魅力的な表情を見せてくれた。実際の建物の中にも組み込めたら、というイメージを意識した第一歩になった。そもそもガラスを本格的に学び始めたきっかけは窓と建築的な空間であったので、新しい事を試みるたびに原点に還る思いが強くなる。

Date: 2006年3月7日(火)〜13日(月)
Open: AM11:00〜PM7:00
Place: ギャラリー介
HP: http://www.gallery-kai.com/archives/top_06_03_01.html
Products: 紙とガラスによる平面作品
Tel: 03-3400-5490
DM


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