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2005年1月〜12月< afterbefore >



吟冬 中野幹子個展
個展のテーマは「冬を吟う」。モチーフは冬。かつて最も好きだった季節。いつかは冬をテーマに制作をと思っていた処、機会到来となった。細い線描を生かしつつ吹きガラスと一体になった絵を作る、という表現をここ10年ずっと模索してきた。その辺りがより明確に見えてくるように、また、冬の静謐な空気を醸し出せるように、という二方向からの試みで、白を基調に色も描写もかなり抑えた作品で統一した。

Date:2005年12月7日(水)〜17日(土)
Open:AM11:00〜PM7:00
Place:ギャラリー介
Products:guinomi, mini vase, mini bowl
Tel:03-3400-5490
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吹きガラス三人展 〜様々な表現手段- 川尻真紀子・中野幹子・ノグチミエコ
吹きガラスという同じカテゴリでも全く違う表現方法で制作を続けている作家3人展。名古屋松坂屋本店南館の美術画廊では初の試みとなる若手工芸作家の企画展でもある。ノグチは宇宙をモチーフにペーパーウェイトやモビールなどのオブジェ、同じテーマで揃えられたアクセサリーで美しい青の世界を表現。川尻は花器やベル、異素材と組み上げたオブジェなどでガラス独特の色彩の豊かさを前面に押し出す。拙作では日本の昔絵をガラスの中に滑り込ませた快怪シリーズを出品、新しい絵付け方法を発表するかたちとなった。

Date:2005年9月7日(水)〜13日(火)
Open:AM10:00〜PM7:30
Place:松坂屋本店・南館6階美術画廊
HP:http://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/garou/nagoya_ga.shtml
Products:快怪グイノミ(てつなぎおに、瓢箪七福神、野菜の夜行さん、唄雲龍、麒麟など)
Tel:052-251-1111(代表)

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ガラス6人展 〜ガラス作家6人による企画展
参加作家:アキノヨーコ・クサダマサキ・豊川尚・大室桃生・中野幹子・津田清和

灰月が6名のガラス作家を選んで行った展覧会。それぞれの作家がどのようにガラスと向き合い制作しているかを紹介。全体に無色系の作品で統一された。作家ごとにプロフィールとメッセージを掲載したパンフレットも制作されて興味深い展覧会となった。

Date:2005年7月15日(金)〜8月7日(日)
Open:AM10:30〜PM7:00
Place:ぎゃるり灰月(松本)
HP:http://www.galerie-kaigetsu.com/
Products:graffiti(線刻のガラスの器)冷茶グラス、花火の小鉢、こざら、しりぷくら
雨の日ボウル、ミズタマリボウル、など
Tel:0263-38-0022
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ガラス2人展 〜Echyu Machiko & Nakano Mikiko Glass Exhibition
恒例ギャラリー五峯での二人展。越中氏は四角い大皿、植物の形をした花器など、持ち前の技術力で動きのあるさまざまな器を制作。当方は、鳥のモチーフを中心に、久しぶりのガラス絵、絵付けの器、透明に線刻の器類などを制作。

Date:2005年6月17日(金)〜27日(月)
Open:AM11:00〜PM 7:00
Place:下井草 ギャラリー「五峯」
Products:b.d.p guinnomi、b.d.p minivase、雨の日ボウル、しりぷくら、ガラス絵
Tel:03-3395-9956
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siro+kuro+suki+ 中野幹子個展

白黒はグラフィックの基本ですが、ガラスには透(suki)があります。
白は光、黒は影?、では透は・・・?
白は無、黒は有?、では透は・・・?

モノクロームを基調に抑えた色調の作品を揃えた。いつもの多色使いを抑えてみると、器とガラスの持つわずかな「間」や、線、面、質感などが浮き上がって見えてくる。白、黒、透の関係が分かり易いように、動物のモチーフを多く用いた。新作と合わせて定番の線刻の夏の器や風鈴を展示。旧銀座アパートメントの独特な雰囲気に、作品のイメージも引き立てられた。


Date: 2005年5月28日(土)〜6月4日(土)
Open: AM12:30〜PM7:00
Place: 銀座 Ecru+HM
Products: b.d.p guinnomi、 b.d.p minivase、b.d.p フタモノ、風鈴、冷茶グラス、
こざら、こばち、miniglass、ボウル、しりぷくら、など
Tel: 03-3561-8121

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小さな器の大きなよろこび 〜6名の作家の作品がそろいました

参加作家:追分めぐみ、加護園、寺井陽子、内藤美弥子、中野幹子、松田百合子

「食卓を彩る小皿・小鉢などを中心に、春を呼ぶ小さな器の大きなよろこび 」というナノリウム春の企画展。 まだ冬の名残の強い山梨。雪解けの時期に相応しく、ほっと和めるちいさな器達がフキノトウのように並んだ。

Date: 2005年3月18日(金)〜4月5日(火)
Open: AM11:00〜PM8:00
Place: 山梨県富士吉田市 ナノリウム
Products: graffiti-クリアに線刻のシリーズ(miniglass、小皿、小鉢、しりぷくらmini)
b.d.p guinomi
Tel: 0555-24-2938

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 江波冨士子・中野幹子 二人展

わおん、へいわ、やわらぎ、なごみ、やまと、あえる、、、いろいろな「和」をテーマに小さな作品ばかりを集めた。江波氏はミルフィオリを使った一般にモザイクと呼ばれるムラノグラスの技法を用いながらも色づかいやアイテムなど独自の作風を持つ作家さん。今回はより繊細で日本的な色模様に挑み新しいモザイク世界を切り開く。当方は「和」や「日本的なもの」は今までの制作の延長線上にあるので今回は全体に春を意識しながら時代別に江戸明治大正昭和のイメージを切り取ったり、「わ」の持ついろいろな意味に遊んだ。今回は両者それぞれ異なった表現方法を掌サイズの作品の中に凝縮。展示はそれぞれがドローイングした4メートルの長さの巻紙を並べて敷くなど変わった工夫も。

Date: 2005年3月4日(金)〜12日(土)
Open: AM11:00〜PM7:00
Place: 表参道 グラスギャラリーカラニス
Products: 快怪ぐい呑み(野菜・豆のおもちゃ絵、春宵夜行、瓢箪七福神、蝙蝠、など) b.d.p guinnomi, minivase(nostalgia、paesaggi、わっか、春、たんぽぽ、*、昭和ネオン、裂帳、月蛍、わわわわ〜♪、墨色、など)
Tel: 03-3406-1440

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