盗人萩 ヌスビトハギ ぐいのみ

¥27,500 税込

幅 :66mm
高さ:40mm
素材:ガラス(日本製)

ご注意:サイズはおおよその値です。
本品はガラス製品です。
耐熱ガラスではありません。

在庫切れ

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鮮やかな足あと

ヌスビトハギはひっつき虫としておなじみで、その豆果は毎年描いていますが、花を描くのは久しぶりでした。豆果の鮮やかな時期を描くのは初めてかもしれません。

花期から結果へと向かう一瞬の季。複雑な蝶形の花と、妖怪の目のような実の混在がとても面白く、規則正しい卵形の葉が全体のバランスをまとめているようです。

果実の色は、イチジク色〜緑〜黒と変化していきます。色の表現は難しいですね。

“盗人” の由来は、盗っ人の足跡に似ているから、との説があります。昔の泥棒は足音を消すために足裏の片側だけを地面につけて歩いたのだとか。現代の者にはなかなかピンと来ないので、お風呂上りにでも試してみてください(笑)

独自の表現手法b.d.p(browing drawing painting)

完成品に絵を描くのではなく、タネに線を彫り絵を描いてから、再度窯入れし、吹き、カタチをつくります。
 

窯から取り、彩色し、窯でカタチづくる

窯から小さな玉を生地としてつくります。その生地にリューターで線を彫っていきます。彫り線刻したところへ絵の具を刷り込み、さらに筆で彩色していきます。彩色したものはまだタネの状態。これを再度高温で温め、吹いてかたちにします。