犬蓼 イヌタデ ぐいのみ

¥27,500 税込

幅 :58mm
高さ:46mm
素材:ガラス(日本製)

ご注意:サイズはおおよその値です。
本品はガラス製品です。
耐熱ガラスではありません。

在庫切れ

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種も咲いている

イヌタデはありふれた雑草のひとつで、
道端や空き地に小さな群生を多く作ります。
夏の終わり頃からピンク色の花穂が目につくことでしょう。

“赤まんま”という呼称でも親しまれ、
花穂を手でしごいてバラバラにし、
赤飯に見立てたおままごとをするのは
日本の子ども達の伝統文化かもしれません。

どれだけ採っても全然大丈夫、
どこにでも生えるしなかなか枯れない強い雑草、
そんなイメージでした。

しかし、そこにはヒミツが・・・!
イヌタデは花の咲き終えたあとも、
花被が果実(種)を包み、そのまま花穂に残るのです。
子どもの頃お米に見立てていたのは、
むしろ花ではなくこちらの
“花びらに包まれた種”の方だったようです。

花期の長い花だなぁと思っていたら、
咲いている(ように見える)のは種でした。

お赤飯になった種は遊びが終わるとそこら辺にばら撒かれ、
次世代として育つのでしょう。

そこら辺の野原で
早秋の光を受けて輝くイヌタデはとてもきれいです。

独自の表現手法b.d.p(browing drawing painting)

完成品に絵を描くのではなく、タネに線を彫り絵を描いてから、再度窯入れし、吹き、カタチをつくります。
 

窯から取り、彩色し、窯でカタチづくる

窯から小さな玉を生地としてつくります。その生地にリューターで線を彫っていきます。彫り線刻したところへ絵の具を刷り込み、さらに筆で彩色していきます。彩色したものはまだタネの状態。これを再度高温で温め、吹いてかたちにします。