里山散歩(水無月 June)ぐいのみ

¥22,000 税込

幅 :56mm x 65mm オーバル
高さ:42mm
素材:ガラス(日本製)

ご注意:サイズはおおよその値です。
本品はガラス製品です。
耐熱ガラスではありません。

在庫切れ

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“へうげて”います

上絵の二度焼きでへうげました。意図せずきれいな楕円になりました。へうげる(剽げる)とは、おどけること、ふざけることの意味ですが、器の世界ではかつて古田織部が使用した歪んだ形の茶碗を指して「へうげもの」と呼んだそうです。つまり面白いカタチ、歪み、と言えばいいでしょうか。そんなわけで、こちらはオーバル型のグイノミです。写真をよくご確認くださいませ。

モチーフは初夏の里山、つまりここら辺で見られる植物たちです。美味しそうなものも入っています。

ホタルブクロ、アジサイ、ムラサキツユクサ、枇杷の実、ドクダミ、ノビル、アサガオ、桑の実、さくらんぼ、そらまめ、ヒヨドリジョウゴ、ヤブジラミ。とても魅力的な素材ばかり。元気のお伴に。

独自の表現手法b.d.p(browing drawing painting)

完成品に絵を描くのではなく、タネに線を彫り絵を描いてから、再度窯入れし、吹き、カタチをつくります。
 

窯から取り、彩色し、窯でカタチづくる

窯から小さな玉を生地としてつくります。その生地にリューターで線を彫っていきます。彫り線刻したところへ絵の具を刷り込み、さらに筆で彩色していきます。彩色したものはまだタネの状態。これを再度高温で温め、吹いてかたちにします。