“へうげて”います
上絵の二度焼きでへうげました。意図せずきれいな楕円になりました。へうげる(剽げる)とは、おどけること、ふざけることの意味ですが、器の世界ではかつて古田織部が使用した歪んだ形の茶碗を指して「へうげもの」と呼んだそうです。つまり面白いカタチ、歪み、と言えばいいでしょうか。そんなわけで、こちらはオーバル型のグイノミです。写真をよくご確認くださいませ。
モチーフは初夏の里山、つまりここら辺で見られる植物たちです。美味しそうなものも入っています。
ホタルブクロ、アジサイ、ムラサキツユクサ、枇杷の実、ドクダミ、ノビル、アサガオ、桑の実、さくらんぼ、そらまめ、ヒヨドリジョウゴ、ヤブジラミ。とても魅力的な素材ばかり。元気のお伴に。