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2003年1月〜12月< afterbefore >



瓶づめの夜 中野幹子ガラス作品展
「瓶」、「夜」、「いる場所」をテーマに制作した瓶づくし。用途などを考えず描くことに集中してみたいというこちらの要望を汲んでいただいた。オフシーズンということもあり、新しい試みを加えながら1つ1つの作品とゆっくり時間をかけて向き合える貴重な機会となった。ギャラリー介はすっきりとした美術館のような空間。展示方法は出来るだけ簡素に見やすく、を心掛けた。瓶のカタチをした硝子の絵は会場に射し込む光によって命を吹き込まれ、輝いたり翳ったりと表情を豊かにしていた。快怪ぐい呑みシリーズではテーマに沿って瓶子類の付喪神や、瓶・夜にちなんだ妖怪・霊獣が、また番外編・平和祈願として麒麟・白澤・獏が登場。

Date:2003年12月11日(木)〜18日(木)
Open:AM11:00〜PM 7:00
Place:ギャラリー介
Products:b.d.p「宙吹き情景絵硝子瓶」34点「引用付喪神瓶子類ノ盃」22点
Tel:03-3400-5490
DM


イタリアの風 〜内藤美弥子・中野幹子 2人展
Bienioは、打ちっ放しで天井の高い広々とした瀟洒な空間。オーナー安藤氏によるディスプレイで、大きな鉄板、建材の木棚、敷き詰められた落ち葉などを用いて会場が構成された。内藤美弥子氏は磁土の塊から作品を彫り出す陶芸家。二人の共通点でもあるイタリア在住の経験からこのタイトルがつけられた。内藤氏は建物をイメージする箱形の作品、スコップ型の器、カップを。当方は絵付けの器、線刻の器、風鈴を、それぞれ今回の企画に合わせて、イタリアの風景の記憶、ローマ神話などをモチーフに描いた。

Date:2003年9月26日(金)〜10月2日(木)
Open:AM11:00〜PM 7:00
Place:Bienio ビエニョ
Products:絵付けの器、線刻の器、風鈴
Tel:052-587-2230
DM


ガラス2人展 〜Echyu Machiko & Nakano Mikiko Glass Exhibition
今年で4回目となった恒例の企画展。日常使いの器にこだわって制作を続ける越中氏はクリアーを中心に今年はアンティーク調の渋い色づかいも見せ、グラスからワインクーラーまで豊富なアイテムを展開。当方は作品を1点物に絞り、ガラス絵なども出展。

Date:2003年6月27日(金)〜7月7日(月)
Open:AM11:00〜PM 7:00
Place:下井草 ギャラリー「五峯」
Products:グイノミ、minivase,キャンドルボウル、フラットワーク、風鈴など
Tel:03-3395-9956
DM


 中野幹子ガラス作品展
昭和7年に建てられた奥野ビル。古い西洋風建築の中の1室にEcru+HMがある。小部屋を思わせる小さなギャラリーで「窓」を主題にした作品を展示。いつも少しずつ作品に投影されてきた‘窓’に連なる様々なイメージを改めて見直し、新しいモチーフや手法を加えて制作。

Date:2003年6月5日(木)〜14日(土)
Open:PM12:30〜PM 7:00
Place:銀座 Ecru+HM
Products:窓に因んだいろいろな事象をモチーフにした器類と額もの
Tel:03-3561-8121
DM


 中野幹子ガラス作品展
2003年の試みは描くモチーフのテーマを絞ること。今回のテーマは雨。雨はしばしば作品のモチーフとなってきた素材のひとつで、不安定な気候のこの時季にも適しているのではと考えた。

Date:2003年3月18日(火)〜23日(日)
Open:AM11:00〜PM 7:00
Place:国立 ゆりの木
Products:雨龍、雨神、雫、カエルなどをモチーフにした器類
Tel:042-573-6663
DM



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